最近、私は3Kファクトリー製のパテックフィリップ ノーチラス
5711を入手しました。しかし、その後、気になっていた文字盤と針をSWファクトリー製のものに交換することにしました。この記事では、その作業過程や結果について共有します。
交換作業を始める前に考慮すべき点
最初にお伝えしたいのは、この作業には大きなコストがかかるということです。SWファクトリーの文字盤、針、さらに日付ホイールを購入するには、それなりの費用が必要になります。また、「3Kファクトリーのオリジナル状態」 から大きく改善することはないかもしれない、というのが正直な感想です。
作業後の感想:思ったよりも微妙な差異
作業後に時計を並べて比較してみました。以下の写真をご覧ください:
- 左:3Kファクトリー製のオリジナルノーチラス5711
- 右:SWファクトリー製の文字盤と針を取り付けたもの
一見すると大きな違いは分かりづらいかもしれませんが、よく目を凝らすと**「文字盤の色合い」** にわずかな差異があることが分かります。SWファクトリーの文字盤は、若干色味が異なり、3Kファクトリー製のオリジナルの方が自然な印象を受けました。
日付ホイール交換の問題点
今回、文字盤と針だけでなく日付ホイールもSW製に交換しようとしましたが、ここで思わぬ問題が発生しました。SW製の日付ホイールを取り付けたところ、「日付が正確な位置に合わせられない」 という不具合が生じたのです。これにより、日付ホイールの交換は断念せざるを得ませんでした。
結果的に、
- 左の時計:SWファクトリー製の文字盤と針を取り付けたもの
- 右の時計:SW製の日付ホイールのみ交換し、文字盤と針はオリジナルのまま
この2つを比較しても、完璧に「SW製が優れている」とは言えない微妙な仕上がりとなりました。
まとめ:交換は慎重に検討すべき
結論として、3Kファクトリー製のノーチラス5711の文字盤と針をSWファクトリー製に交換することは、コスト面と仕上がりを考えると、必ずしも大きなメリットがあるとは言えません。
- 文字盤や針の色合いの違い は微妙であり、近くで見なければ気付かないレベルです。
- 日付ホイールの交換 は技術的な問題が発生しやすく、完璧に仕上げるのは難しい場合があります。
もし同じ作業を検討している方がいれば、オリジナルの3Kファクトリー製の品質も十分高いため、「交換する必要性」 をよく考えることをおすすめします。
APS製品の品質も含め、レプリカ市場は日々進化していますが、こういった微妙な違いこそが、選び抜いた製品への愛着を深めてくれるのかもしれません。
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